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もしも、もしも

もしも、時空を自由に移動できたなら。
この世界に初めて咲いた花を摘んで、君にプレゼントしたいな。
あの、全てを生み出す無垢な領域と、この世界を行き来できる、初めの創造の花。

「そんなことしたら、今の世界の花はどうなるの?」と君は笑う。
でもそうしなたら。世界はきちんとバランスを取って、
君みたいな無垢な世界の粒を放つ人間が増えるのかもしれないよ?

「それは、素敵ね。でも、花の香りも色も恋しいわ。」
それなら。それらを補う程に、世界は音の領域を拡げるかもしれないね。
音感からの神秘世界へのアプローチ。

「色も香りも音も。神秘の現われね。でもやっぱり、私は今の世界を何一つ変えたくないの。
あなたとこうして出会えたこの世界を、そのまま愛したいの。」

そうだった。僕は君のそういうところに惹かれているんだった。
なら、君はどこに時空トリップをするの?

「そうね。宇宙創造前の世界かな。
そこでなら、私を私たらしめている、ほんとうのワタシに会えるでしょう?」

君は、ほんとうに宇宙らしい発想をするね。
そんな君が、僕は大好きだよ。
無垢を放つ、美しき花のごとし君が。

2017-03-14 | Posted in BLOGComments Closed